認知症治療病棟「ローズ」

  超高齢社会の中で、「認知症」は誰もが関わる可能性のある身近な課題となっています。
 認知症治療病棟は、認知症が原因で精神症状および周辺症状(幻覚・妄想・せん妄・異食等)が著しく、自宅・施設・身体科の病院で対応が難しい方に入院して頂く病棟です。
 精神科医師・認知症認定看護師・認知症ケア専門士の資格を有した看護師・看護師・作業療法士・精神保健福祉士・栄養士・薬剤師等、それぞれの専門分野のスタッフがチームで関わっています。また、各症状に合わせ多種多様な行動変化を予測し、柔軟な発想のもと安心できる心地よいケアの場の提供を心がけています。
 2019年3月には、認知症高齢者の行動特性に合わせた新病棟が完成しました。今後もより一層、認知症高齢者の情緒の安定化を図り、残存能力の賦活や、不適応症状を改善し、「その人らしく」安定した日常生活を過ごすことが出来るよう支援していきます。